栞:子どもと青少年のためのマインドフルネス&アクセプタンス(グレコ/ヘイズ)

専門書で、分厚く、文章も非常に読みづらい。

アクセプタンス、ってなんだよ?(受容?)

フュージョン、ってなんだよ?(混同?)

エクスポージャー、ってなんだよ?(曝露?)

 

だが、第5章の「小児慢性疼痛のためのアクセプタンス&コミットメント・セラピー」の一部の、セラピストと子どもの対話例は平易にかかれていて、ここは読みやすい。

 

痛みを避けるための当面の行動は、なまじ短期的には効くことがあるだけに、自分の人生で本当に大切なことを実現するという、長期的な目標にとって害になるという考え方を、子ども、そして、親に理解してもらうためのトーク。

 

子どもには「痛みのモンスター」という言い方で説明している。

 

「痛みのモンスター」は怖いように見えても、実際にはなんにもできないことを体得するには、それなりの時間はかかるだろうが。