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栞:「幸せな人生」に必要なたった1つの言葉(メッセージ)(大津秀一)

2015年 2015年12月 こ 言葉 け 健康 ほ 本 じ 人生

p18

死期がわかった時点で

「○○さん、××をしてくださって、ありがとう」と打ち込み始めた。

自分がどれだけの人に支えられているか、わかった。

 

p21

人生の最終段階の呼び方「完生期」

キーワードは「ありがとう」

 

p27

最後に子供と一緒に遊ぶことで思い出を残した人。

 

p29

恋愛で結婚したのに。

死と直面しても夫と心を通わせることができない妻。

その夫がようやく謝った。

 

p34

先生、生きるって、こんな世の中と和解する過程なのかもしれません。

 

p35

残念なことですけれど、私は死ぬってことを受け入れた時に、初めてさまざまな感謝が生まれてきたのです。

 

p44

最悪な父だった。母の仏壇に手を合わせると、お母さんが「行ってあげて」とささやいたかのように感じられた。

 

p49

こんな父親がいたからこそ、私は世の中が優しくはないって痛いほど気がつけました。

 

p52

あるアンケート。

子どもが考える親孝行「旅行につれていく」「ごちそうする」等のdoing

親が子どもに求める親孝行「元気でいてくれること」being

 

p61

息子は「運動しろ」

娘は「食事に気をつけろ」

私はアスリートじゃない

 

p77

できが悪い私をずっと見ててくれた私。

ただ一度だけ怒られたとき。

「これだけはだめ。私たちの仕事は、お客さんの気持ちにならなくちゃ」

 

p83

逝く側の躊躇。

送る側のためらい。

けれど、誰もがいつ、最期を迎えるかわかりません。

だから、「伝えたい思い」は、今、伝えなければ間に合わないのです。

 

p87

医療が進歩した今では、症状緩和によって元気に見える時間が長いため、最後の経過がより急に見えるようです。

 

p90

見送る人からの「ありがとう」はためらわれることがあるが、迷わず言えばよい。

 

p94

すぐに帰りたかったがどうしても帰れず、ようやく帰ったときにはもう話せなかった祖父。

健康寿命と平均寿命には10年ものギャップがある。

 

p102

優等生の兄弟に比較されて、体裁の悪い仕事についた人。

そんな自分も、精子の段階では、一等賞だった。

人生の始まりにおいては、ナンバーワン。

 

p115

太く短く、といった夫を20年介護した妻。

「早く死んでほしい」という思いに罪悪感を抱かないでほしい。

 

p130

当たり前すぎて、価値がわからないもの。それは平和。

 

p138

遺言。

ゆいごん。

結い言。

逝くものと残るものを結わえる言葉。

 

p143

「もう死んでもいい」という患者に、「看護師も代わりがいっぱいいるけど、私はあなたがいなくなると寂しい」と答えて、患者を絶句させた看護師。

 

p154

切れ者で、若くして肺がんが進行した人。

以前は天気など気にしなかった。

人は雨なら晴れ、晴れなら欲する存在。

 

p168

財産がないからこそ、遺産相続の争いと無縁で、静かに死んでいくことができる。

 

p175

超マイナス思考の患者。

「最近は趣味もできない。競艇場だって、丸亀とかびわことか、5箇所くらいしか行けていない」

ストイックすぎて、求めるものと現実のギャップに苦しむ。

治療、療法に頑張るだけ頑張って「偉いです」と声をかけられて、死んでいく。

「今日明日」を三度繰り返して、三度頑張って、亡くなった。