「搭乗券」って何?

昨日、一旦搭乗し終わってドアが閉まった後に、全員が一度搭乗待合室に出されて、10分後に再度搭乗するという経験をした。

その2回目の時にも"券"の2次元コードを再度タッチする必要があった*1。"券"は到着するまで大切に持っておきましょう……

 

ところで"券"と書いたが、搭乗券の半券、と書きかけて手元のそれを見ると「SFJ搭乗案内書」と書いてある。保安検査場でもらうのが「搭乗券」だというが、レシートみたいでペラペラだし、そもそも2次元コードがない。

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あまり飛行機に乗らないので、飛行機の乗り方の「進化」についていけないが、調べるとこういうことらしい。

 

JALやSKYは、保安検査場の「外」で「搭乗券」を発券し、搭乗券で搭乗口を通過する。

ANASFJは、保安検査場の外で「搭乗券」を発券する。ただし、搭乗券で搭乗口を通過できない。2次元コードが書いてあるのは「eチケットお客様控」「搭乗案内書」だから。

 

このあたりの手順や用語が異なるのは、不慣れな旅行者にとっては毎回不安になるところだ。
鉄道で言えば、自動改札で磁気券のきっぷを2枚重ねて入れるのか、1枚ずつ入れるのかという話にも似ている。いくら案内しても、異なることそのものが悪だと思う。

 

以下、各社の案内のページ。皆「2次元バーコード*2」と書いている。

JALhttps://www.jal.co.jp/dom/flow/flow.html
○ 「搭乗券左側の2次元バーコード」をタッチするよう案内。
× かざし方の写真が説明に寄り過ぎ、実際の動作と異なる
  (この点、ANAの"ひまわりの裏に2次元バーコード"はよいと思う)

 【SKY】http://www.skymark.jp/ja/res_boarding/checkin_machine.html

× 保安検査場から搭乗口までの流れがない。全体に他社より劣る印象。

ANAhttp://www.ana.co.jp/dom/checkin/step/airport.html
× 「eチケットお客様控」ではなく「2次元バーコード」をタッチするよう案内。
○ 画像には「eチケットお客様控」らしきものが書かれている。

SFJhttp://www.starflyer.jp/checkin/boarding/guide.html
○ 「搭乗案内書の2次元バーコード部分をタッチ」と案内。
× 「搭乗口」と「搭乗ゲート」が混在している。

*1:もう使わないと思ってポケットに押し込んでたのでしわしわ……

*2:ところで、従来型携帯電話、フィーチャーフォンには「ガラケー」という俗語があるが、「2次元コード」「QRコード(デンソーウェーブ)」には広く通じる俗語があるのだろうか。うちのオカンは"ゲジゲジ"というw