「一般化」の対義語は「特殊化」なのかぁ

SNS上で友人が「誤解されるのはともかく、そこをそういう風に誤解されるとはorz」と嘆いていたのにつけたレスを元に少しだけふくらませてみた。

 

1.送り手(ドーナツを思い浮かべる)

2.送り手「穴が開いてる食べ物」と書く。

3.受け手(ちくわを思い浮かべる)

 

送り手は「穴が開いてる食べ物」と言いながら、一般化しきれてはいない。

受け手も、無意識のうちにちくわに特殊化してしまっている。

 

とはいえ、送り手も受け手も「穴が開いてる食べ物」を「ちくわ or ドーナツ or ベーグル or マカロニ or バームクーヘン」と毎回毎回変換して認識するのは無理。

 

だからといって「たとえばちくわは、あのふにゃっとした食感が特徴で、それは穴の空いた形状から来ている…」なんて具体的に書くと「いやいや、それはちくわぶでしょ?あんなのはちくわではない」などと、個別具体的な好悪の感情や体験に絡め取られてしまって「穴の空いた食べ物一般について話をしたい」という当初の目的はどこかに行ってしまう。

 

(注1)えと、ほんとに「穴が開いてる食べ物」について「ちくわ or ドーナツ or ベーグル or マカロニ or バームクーヘン」に共通する点を議論したいわけじゃないですからね。あくまでもたとえ話ですからね。

(注2)このエントリの内容、一語で表現する術語がとっくにあると思うんだけれどね。