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内覧

この1ヶ月ほど、部屋探しの旅をしていました。

 

所要日数 正味6日間
候補エリア 12駅
物件外観調査 26棟
間取り検討 11部屋
内覧 7部屋
総走行距離概算 約500km(自動車約300km、自転車約200km)

 

いい部屋もあったのですが、家賃が高すぎたり、所得制限*1に引っかかったり、方角が微妙*2だったりと、なかなか決まらず、内覧5部屋目の帰りに寄ったURで、未検討の地にたまたま1部屋空きが出た*3ので、日を改めて見に行きました。

 

内覧6部屋目のその部屋は、防水パンがあったりして(後述)悪くないと思ったのですが、やはりちょっと不満も残りました。

場所は気に入ったので、電話やネットで別の部屋を探しましたが、なし、なし、なし。

 

妥協して申し込み手続きに行き、番号札を取りつつネットで最後の悪あがきをしたら、なんとこの土壇場で1部屋空きが!

間取りを見るに、申し込もうとしていた部屋よりも良さそうだったので、すぐに担当者さんに押さえていただき、翌日(平日でしたが)早速内覧に行ってきました。

早速内覧に行ってきました。心がはやっていたので2回言いました。

 

駅を降りてすぐ、団地への入口。

目的の建物まで徒歩3分。

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建物。公団ですねぇ。

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4Fまで階段で上がります。

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築44年の部屋、扉を開けます。上についているのは仮の鍵です。

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正面には洋室、右は台所。

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まずは右の台所への扉を開けます。

今回の部屋さがしのポイントとして「南からの光をたっぷり浴びながら気持よく料理ができる*4」ということがあったので、台所は重要なのです。

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隣の部屋との仕切りの扉を開けてみましょう。

この日は生憎の小雨模様でしたが、採光はよさそうです。

なかなか良い感じなのですが、あとでよく確認すると、間の柱の下のコンセントが冷蔵庫用と判明しました。つまり……

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こういうふうに仕切っておかないとだめなのかなぁ……このへんがリニューアル物件の限界か。

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気を取り直して、洋室側からキッチンを見てみましょう。

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流し台はピカピカです。ただ、横に台とか置きたいところですが、ここに洗面所への入口があるのがこの物件の良いところでもあるので、我慢。

作業台の上に、A4のクリアケースに入った設備の説明書が置かれてました。

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洗面に入ってみます。あるべきところにタオル掛けがある。このへんは図面では分からない。

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洗濯機置き場。今回もっとも残念だった部分。

洗濯の排水を流す口がない(「防水パン」という用語を初めて知りました)。排水ホースは浴室に流します(間接排水)。それでも、洗濯機と浴室が近い構造なだけありがたいのです。これが間取りによっては酷いことになってて、トイレへの通路を塞ぐ構造になってたりします。

洗濯排水問題は生活の根幹にかかわる問題です。これが原因で入居をためらっている若い人もいると思います。現在はリニューアルⅠ対象の団地で排水溝の増設工事が行われているようですが、リニューアルⅡ以下を含め、全ての団地に洗濯機用排水溝を設置するべきだと思います。

団地の生活「洗濯機置き場」

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浴室。換気窓は年季が入ってます。

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お湯張り、追い焚きはできますね。

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入ってみた。狭い。

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ベランダ バルコニーに出てみます。

近年ではベランダとバルコニーの明確な区別はなくなってきているようで、特に民間のマンションは「ベランダ」 という言葉が「公団」や「団地」を連想させるとして(失礼な!)、ベランダタイプも含めてバルコニーと総称しているケースも多いようです

公団住宅住棟図鑑

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見下ろします。道路に面していますが……

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道路との間にあるこの緩衝帯緑地。

1953年に建設省は「住宅建設要覧」という住宅の配置計画や整備目標についてのガイドラインを示したのですが、これに住宅団地も含まれていて、団地の住棟間隔に「冬至の4時間日照」という基準を設けました。

団地ウォッチングのための豆知識

この余裕は公団住宅ならでは、ですかね。

f:id:banocchi:20150309101118j:plain公園にあるのは桜の木だそうです。今年の春は見られないですが、来年の春が待ち遠しいですね。スカイツリーとか花火とか見えるのかしら?

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洋室に戻ります。エアコンはここに設置します。

テレビ、電源の他に、公団はなぜかガスの取り出し口が各部屋にあります。

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北側の洋室に入ります。

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このクローゼットは押入れサイズ。この収納もポイント高かった部分です。

部屋にあったA4書類用のクリアケース(備品類の説明書が入っている)を置いてみました。

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今入ってきた南側の洋室を振り返ります。

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扉を閉じましょう。

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一応、こちらにも小さなエアコンが付けられそう。そしてやっぱりガスの口も。

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ちょっと一息。

配管が目立ちますが、内覧6部屋目はこの配管がもっと太く、位置がもっと悪く、配管に邪魔されてタンクが部屋の中心線に無かったのです。当然、便座も奥の壁寄りになり、座ると体が壁に当たり、まっすぐ座れなかったのです*5。その点このトイレは落ち着いて用を足せそうです。

コンセントがあるので、便座を替えることもできるかも。

公団住宅では、ウォシュレットが使えるようにコンセントがちゃんと付いていて、自分で電気屋から便座を買ってくれば使用可能です(もしコンセントが無い場合でも頼めば無料で付けてくれるそうです)。

団地の生活「トイレを改造する」

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トイレのドアを閉めるとまぁまぁいい感じ。

ただし、トイレのドアの高さは十分なのに、台所との仕切りの高さは低い。その辺もまぁ「味」ということで。

部屋によってはこの位置に洗濯機、洗面所、浴室入口があったりするので、間取りは大事ですね。

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玄関横収納もなかなか広かったです。

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最後にブレーカーを落として、内覧終了。

ブレーカーは、リアルタイムに今の電力使用量が分かる最新のものでした。ドライヤーを使うと何目盛くらい使うんだな、とか把握しておけば、ブレーカーを落とす事態を防げそうです。

 

古いとはいえ、今のワンルーム(駅徒歩15分)より1万円以上安いのはなかなか良いのでは、と思った次第。

*1:高すぎる方の

*2:玄関が鬼門

*3:その日の午前中は空いてなかったそうです

*4:料理するのは私ではないですが

*5:体格のせいではない、断じて